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パリのカタコンベ観光ガイド2026:入場方法・見どころ・所要時間
2026年10月27日更新
パリのカタコンベは、パリ14区にある地下の納骨堂です。18世紀末、あふれかえった市内の墓地から数百万人のパリ市民の遺骨がここへ移されました。見学は地上から20 m下、古い石灰岩の採石場跡と積み上げられた骨の壁の間を通る全長1.5 kmのルートで、入口はダンフェール=ロシュロー広場(Place Denfert-Rochereau)、出口は約700 m離れた場所にあります。入場はオンラインで予約する時間指定チケットのみです。
パリのカタコンベとは?
廃坑となった石切り場の中に造られた納骨堂です。パリでは何世紀にもわたり、現在のセーヌ左岸の地下から石灰岩を切り出していました。1774年以降に相次いだ陥没事故を受けて、市は坑道を補強するための採石場監督局を設置し、1780年代後半からはサン・ジノサン墓地を皮切りに、市内の墓地の遺骨を坑道へ移しました。Wikipediaによると、その数は合計600万人以上です。パリ市によれば、積み上げられた骨は全長800 mにおよび、「アーグ(hagues)」と呼ばれる217の壁に整えられています。
地下の坑道網のうち納骨堂はごく一部で、見学者に公開されているのは納骨堂だけです。パリの人々は坑道網全体を「カタコンベ」と呼ぶことが多いのですが、それ以外の場所は立入禁止です。こちらは別の話なので、カタフィルのページで取り上げています。
パリのカタコンベは見学できる?
はい。カタコンベは1809年から一般に公開されており、パリ・ミュゼ(Paris Musées)が運営する14のパリ市立美術館・博物館のひとつです。改修工事の仕上げのため2025年11月に閉館し、2026年4月8日に新しいルート、新しい換気設備と照明、新しいオーディオガイドとともに再開しました。
開館時間は火曜日〜日曜日の9:45〜20:30、最終入場は19:30です。月曜日と1月1日、5月1日、12月25日は休館です。詳しくは開館時間をご覧ください。
どうやって入場する?
事前に予約した時間指定チケットが必要です。入手方法は3つあります。
- 公式チケット窓口では、オーディオガイド付きの時間指定入場券を€31(割引€25)で販売しています。販売開始は7日前です。
- 販売代理店の入場チケットは、同じオーディオガイド付きの時間指定入場を約$43で販売しています。より先の日付まで予約できますが、返金不可です。比較する
- ガイドツアーは$156からで、チケット、現地ガイド、一般の見学者が入れないエリアが含まれます。すべてのツアーを見る
枠は売り切れます。地下に同時に入れるのは200人までです。2026年10月27日時点で、販売代理店の次の空き枠は2週間後でした。すべての選択肢は料金ガイドにまとめています。
入口は1 avenue du Colonel Henri Rol-Tanguyで、ダンフェール=ロシュロー駅(メトロ4号線・6号線、RER B線)の向かいです。行き方と出口についてはアクセスをご覧ください。
中では何が見られる?
ルートは130段のらせん階段から始まります。下りきると採石場の坑道を歩き、やがて納骨堂の門にたどり着きます。門には「Arrête ! C’est ici l’empire de la Mort」(止まれ!ここは死の帝国である)と刻まれています。その先では頭蓋骨や長い骨が壁や模様のように積み上げられ、その間に石板や碑文、記念碑が置かれています。これらを配置したのは、1810年から骨の保管所を霊廟へと変えた採石場監督官ルイ=エティエンヌ・エリカール・ド・テュリです。
2026年の改修以降、オーディオガイドはエリカール・ド・テュリの声で語られ、4か国語に対応しています。通路には映像や短編映画が投影されます。見どころは内部で見られるもののガイドで順に紹介しています。
服装と持ち物は?
- 羽織るもの。 地下は夏も含めて一年中14 °C前後です。
- 滑りにくい靴。 床は凸凹していて、湿っていたり滑りやすかったりします。
- 荷物はできるだけ少なく。 スーツケースや大きなバッグは持ち込めず、ロッカーやクロークもありません。あるツアー会社は上限を55 × 35 × 20 cmとしています。
一般見学ルートではフラッシュなしの写真撮影は可能ですが、三脚と自撮り棒は使えません。
慎重に考えたほうがいい人は?
見学では下り130段、上り112段の階段を使い、エレベーターはありません。そのため車いすの方や足の不自由な方は見学できません。ツアー会社は心臓や呼吸器に持病のある方、閉所恐怖症の方にもすすめていません。通路は場所によって狭く、天井が低いためです。2026年の改修では、視覚・聴覚に障がいのある見学者向けに触れる模型と手話の動画が加わりました。
見学の所要時間は?
オーディオガイドを使って自分のペースで回ると約1時間です。ガイドツアーは90分〜2時間です。地上に出るのは入口ではなく21 bis avenue René-Cotyなので、ダンフェール=ロシュロー駅まで歩いて戻る数分を見込んでおきましょう。
行く価値はある?
多くの人にとっては、あります。これほどの規模の納骨堂はほかにありません。メインの入場チケットのレビューは1万2,000件以上の評価で平均4.65(5点満点)です。ただし、誰にでも向いているわけではありません。カタコンベは行く価値がある?で良い点と注意点を比べています。
よくある質問
パリのカタコンベは見学できますか?
はい。納骨堂はパリ市立の美術館・博物館のひとつで、火曜日から日曜日の9:45〜20:30に開館しています。入場はオンラインで予約する時間指定チケット制です。パリの地下に広がるそれ以外の坑道は一般公開されていません。
カタコンベの見学にはどのくらい時間がかかりますか?
オーディオガイドを使って自分で回る場合は約1時間、ガイドツアーでは90分〜2時間です。
パリのカタコンベには階段が何段ありますか?
下りが130段、上りが112段で、エレベーターはありません。
カタコンベにはどんな服装で行けばいいですか?
地下は一年中14 °C前後なので羽織るものを1枚、床が湿って凸凹していることがあるので滑りにくい靴がおすすめです。
スーツケースを持って入れますか?
いいえ。スーツケースや大きなバッグは持ち込めず、ロッカーやクロークもありません。
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